さすらいの旅ポケモンデンリュウ登場! 5不思議目
こんにちは、もうゼルダの伝説新作発売な事に驚いてる夜行です。私はファンタジーライフを買う予定なのでティアキンはやりません。楽しそうですけどね。
今回は謎のライトポケモンと出会います。ここまでがプロローグ、かもですね。
方向音痴なライトポケモン
ディーネと友情を結んだ翌朝。今日も学校だとヤギョウさんは起床します。
「そのスカーフ似合ってるな」
コマタナさんに友情のスカーフを褒められて嬉しい。今日からはディーネと一緒に登校です。仲直りできてよかったよかった。
仲良く並んで村の広場にたどり着くと、黄色いポケモンがふらふらと歩いてました。あっちにぶつかりこっちにぶつかり、周りのポケモンもヒヤヒヤして見ています。
ライトポケモンのデンリュウ、冒頭のモノローグによると方向音痴なポケモンのもよう。ダンデさんとどちらが重症なのでしょうね。
ズドンズドンとぶつかって、青いオーブを落としデンリュウは村の外に行ってしまいました。ヤギョウ達は青いオーブを拾い、これはさっきのポケモンの落とし物だろうと考えます。
授業が終わったら探して渡そう。そう決めヤギョウさん達は学校に向かうのでした。
学校に到着すると門の前でミルホッグ教頭が待ち構える姿が見えます。あ、そういえば
「僕たち授業をサボっちゃったんだ」
岩陰に隠れながら様子を伺うヤギョウ達。このままだとミルホッグ教頭に捕まってお説教でしょう。
いっそサボっちゃう? と尋ねられますがそれは明日への引き延ばしにしかなりません。そろそろ行かないと遅刻する、2匹は意を決し入口に向かおうとします。
『ヤギョウ、ディーネ、どこかに隠れているの?』
瞬間、脳内に響く声。これはニャスパーのテレパシー!
ニャスパーは「ワタシが教頭先生の気を引くからその隙に来て」とヤギョウさん達に伝えます。一体どうやって気を引くんだ?
『教頭先生、ワタシいつも思ってるんです。教頭先生はとてもよい先生で、素敵で……』
なんとニャスパーはテレパシーでひたすらミルホッグ教頭を褒めまくりました。テレパシーなのでミルホッグ教頭以外には聞こえず、ヤギョウ達は「なんか分からないけれどデレデレしてるから今の内に」と無事教室に入れました。ありがとうニャスパー。
カランコロンカラカラカラとチャイムが鳴りました。ミルホッグ教頭は「来ませんでしたか」と教室に入ります。すると席に座っているディーネ達、どうやって入ったと驚きながら、しかし来たならちょうどいいとお説教をしようとします。
「ミルホッグ教頭先生、この子達にお説教はいりませんよ」
そこに来たのはヒヤッキー校長先生! 校長先生はヤギョウ達がスボミーを助けに行った事を知っていたようで「世の中には色々そうするべき行動がある。あの時はあれが彼らの正解でした」と説得してくれました。
この作品はヒヤッキー推しにさせる作品ですか? 聖人すぎる。
「やったーー!」
納得してくれたミルホッグ教頭に盛り上がるクラスのみんな。みんなはスボミーの事を知っていて、ヤギョウ達が怒られずに済んでよかったと喜びました。
昨日はごめんね、ありがとう。温かいクラスだ!
「あのさ」
そんな中、気まずそうにヤンチャム達がヤギョウに話しかけます。
「あの時は悪かった。ごめん!」
「ごめんなさい!」
ここで謝れるのはいい子。下がっていた好感度が一気にひっくり返されました。私はちょろいんです。君達も友達だ!
とても居心地の良いクラス。昨日一昨日とは全く違う気持ちで授業を終えたのでした。
学校が終わり放課後。落とし物を渡すためにデンリュウを探さないとですね。
まずはこれが何なのか、アイテムに詳しそうなカクレオンに聞いてみよう。カクレオン商店に行き事情を話して尋ねます。
「あら、それはつながりオーブですね! ポケモンとの繋がりを示すオーブです。これを持っているとしたら商売人かワイワイタウンの調査団でしょうか」
「調査団!?」
ディーネの夢は調査団で世界地図完成のお手伝いをする事。そのためにも調査団に入りたいディーネはもしかするとと期待に目を輝かせます。
カクレオンがデンリュウを見たのは村の出口を出た所まで。以降は不明。
村の探索をしてから外へ探しに行きましょうか。
村をぶらぶらしているとランダムな訪問者の中に懐かしい顔が。時闇空の探検隊のチームMADが1匹アーボック! チャームズ参上で印象的でしたね。握手会みたいで嬉しい。
それ以外は特にめぼしい発見も無く、ヤギョウ達は村の外へ向かいます。
村の外からアバゴーラのおじいが歩いて来ました。ディーネが「おじい、デンリュウ知らない?」と尋ねるとなんと「『ニョロボンリバー』へ向かうのを見たぞ」と返答が!
「いいか、『ニョロボンリバー』には凶暴なニョロボン三兄弟がいるんだ。絶対行くなよ。絶対だぞ!」
よし、行きましょう!
さすらいのスタイリッシュ旅ポケモン!
『ニョロボンリバー』
名前から察せられるように水タイプが多め。ヤギョウには進みやすいダンジョンです。【はっぱカッター】で敵をズバズバ攻撃してゆきます。
このダンジョンでは面白い発見が色々ありました。
道中敵のスリープと遭遇。うっかり【さいみんじゅつ】を喰らい、眠っていると【さいみんじゅつ】を重ねがけされました。
するとなんと、あやつられ状態という見た事のない状態に。勝手に持ち物や技を使ってしまう状態のようです。
スリープらしい面白い状態ですね。【さいみんじゅつ】を重ねがけしたらなるのでしょうか。
敵エレザードの【かまいたち】がとても凶暴。1ターン溜めますが部屋全体へのそこそこ威力のある技です。
敵ポケモンの使う部屋技は凶悪だー。
睡眠の罠にかかりましたがディーネが起こしてくれました! 今作は手が空いてると起こしてくれたりきのみで回復しようとしてくれたりするみたいですね。ありがたい。
エレザードの【かまいたち】に一回プチふっかつのタネを使いましたがどうにか奥地まで到着しました。
ため池の前、デンリュウはもっと先だろうかと進もうとすると……
ボーン
ボボーン
ニョロボーン!
池の中からニョロボン三兄弟が登場! ニョロモ・ニョロボン・ニョロトノの組み合わせかと思っていましたが、ニョロボン・ニョロボン・ニョロボンの三兄弟のようですね。
「ここはオレ達ニョロボン三兄弟の縄張りだボン!」
「立ち入ったからにはボスであるオレと兄弟でコテンパンにしてやるボン」
「違うボン。オレがボスだボン」
「2匹とも何を言ってるボン。オレこそがボスだボン」
少しだけ揉めてますがこっそりとは通してくれない様子。
「来い、子分!」
3体だけでなく子分も加勢します。
子分の、ニョロモ1匹が。
相手は4体こちらは2匹。相性は有利だけどどうなるか!
ニョロボン三兄弟はそこそこの強敵でした。【ビルドアップ】はあまり影響ありませんでしたが、【りんしょう】がとても厄介。
1匹が【りんしょう】を使うとりんしょう状態になり、他のニョロボンの【りんしょう】がとても強くなってしまいます。威力は赤ゲージに追い込まれる程。他のニョロボンの追撃もあり一度はプチふっかつのタネで蘇生されました。
しかしこちらのヤギョウは草タイプ。ニョロボンの【あまごい】で強化されたディーネの【あわ】もごり押しし、見事勝利を掴みました!
「よし、先に行こう!」
ニョロボン達を倒し先に進もうとするディーネ達。
「まだだボン!」
しかしニョロボン三兄弟の内一匹が立ち上がりディーネ達にとびかかりました。
気付くも遅くニョロボンはそのまま攻撃を……
「とうっ!」
刹那、ニョロボンを押しのける何か。黄色い体の二足歩行するポケモン。そう、彼(彼女だったらごめんなさい)こそは!
「さすらいのスタイリッシュ旅ポケモン! デンリュウ! ですよ~!!」
「「デンリュウ!」」
「大丈夫でしたか子どもたち」
デンリュウはニョロボンを倒しヤギョウ達に微笑みかけます。
「村を見ていたらここにいたのです」
それはそれは。ここが村でないとも分かっていなかったみたいですね。流石重度の方向音痴。
オーブを渡すと礼を言い受け取ってくれました。
村までデンリュウを連れ帰り、彼といつもの丘の上で話します。
「デンリュウはワクワクタウンの調査隊で働いてるの?」
もしそうなら夢に近付けるかもしれない。
「いいえ、違います」
しかし残念な事にデンリュウは調査隊で働いてるのではありませんでした。落ち込むディーネにデンリュウは何故その事を尋ねたのか聞きます。
「僕は調査団に入っていつかガショエタワーにある世界地図完成のお手伝いをするのが夢なんだ。でも、子どもは調査団になれないって」
もしかすると調査団のポケモンならどうにかできるかもしれない。そう思ったようですが結果は外れ。「確かに子どもだと調査団に入れないと言われてますね」とデンリュウもディーネの気持ちに頷きます。
「でも、見習いならなれるですよ!」
見習い?
「このつながりオーブはあなたにあげましょう」
デンリュウはつながりオーブだけでなく調査団バッジ(見習い)、調査団バッグ(見習い)、調査団ガジェット(見習い)を渡します。
「見習いなら子どもでもなれます。これを使って悩み解決をしていくのです。悩み解決なら見習いでもできますからね」
なんという解決策! ディーネも目から鱗です。
仲間になって欲しいポケモンに調査団バッジを渡せば一緒に冒険してくれるとデンリュウは説明してくれました。これでいつかヨノワールさん筆頭に懐かしのポケモンを探したいですね。
早速チーム名を決めましょう!
チーム名。以前、空の探検隊ではポッチャマとナエトルだったのでポチャトルでした。
今回も奇跡的に同じ組み合わせ。なら
ポチャトルズ!
私たちはポチャトルズです!
見習いになれたとはいえどうしてデンリュウはこういう事を知っているのでしょう。
疑問に思ったディーネの言葉にデンリュウは口を開きます。
「それはわたしが「まいっか!」」
デンリュウが何であれ調査団になれた事に変わりない。それにきっといいポケモンでしょうし。
プレイヤーは気になってますけどね。いつか知れるでしょう。
「デンリュウ、ありがとう!」
今日から我々も調査団! とっても楽しみな冒険が待っています。
ヤギョウ達が去った後。デンリュウの持つガジェットに連絡が入りました。
「ダンチョ―」
「デデンネ君」
ダンチョ―。やはりデンリュウは何か偉いポケモンなのでしょうか。
デンリュウはデデンネと「方向音痴なのによく目的の村へ辿り着いたな」と談笑します。
「こちらは平和そのものですよ」
「ええ? 本当に? じゃあ情報が間違っていた……?」
平和なのが疑問に思われる? 一体この村に何があるのでしょう。
不穏な気配を漂わせ、今回の冒険はここまでとなります。
登場人物
ニャスパー:いい性格をしている事が今回判明。クラスメイトの中で結構お気に入り。
ヒヤッキー:聖人、人徳者。
ヤンチャム:好感度の上下が激しいポケモン。
チョボマキ:スカーフ褒めてくれて嬉しい。色んなポケモンが褒めてくれる。
アバゴーラ:心配性な親父。
デンリュウ:空の探検隊にいたのとは別個体。方向音痴な善人。
参加中